絶品!サバのグラタン

設計者を選ぶところから始めた完全注文建築。半年かけて建て替えた自宅がいよいよ竣工。近所の仮住まいのアパートから10/4(月)に戻ってきた。僕が特に気に入っているのはリビング。南側に対面式キッチンを置き、北側にオーディオビジュアルセットを置いた。これで音楽や映像を楽しみながら料理・炊事ができるというわけだ。
初めての客はSの親族(大人8人・子供2人)。僕らを入れて12人分の料理を作らなければならない。
「アボガドのディップとトルティーヤチップス」「タコとペンネのサラダ」「サンマのサラダ」「サバのグラタン」「イカとニラのチジミ」「鶏手羽肉と野菜のインド風煮込」「鶏腿肉とジャガイモのロースト(ローズマリー風味)」「豚バラ肉の角煮」「ヒジキとオクラのハンバーグ」「炊き込みご飯」「イカワタとオイルサーディンのスパゲティ」。
今回始めて試したのは2品。まず「サンマのサラダ」。徳島青柳小山裕久さんのレシピは塩焼きを使うのだが、今回小麦粉をまぶしてニンニクを混ぜてオリーブオイルで焼いたものを使ってみると、ぐっとコクが出てサイドディッシュというよりもメインディッシュに相応しいものになった。次は「サバのグラタン」。故丸元淑生さんのレシピはイワシなどの小魚を使えとあるが、魚屋にちょうど旬の見るからにおいしそうな秋サバが出ていたのでこれを使った。これはすごい。なんとも言いようのないサバのうまみが味わえた。塩焼や味噌煮よりずっと旨い。2品ともフランスの家庭料理ふうで白ワインによく合う逸品となった。
旬のサバを一口大に切ってオリーブオイルを引いた耐熱皿に並べる。トロトロに加熱するので小骨まで神経質に取る必要はない。小麦粉、塩、胡椒、みじん切りしたニンニク、グレイダーでおろしたパルメザンチーズ(または粉チーズ)を振りかけて、オーブンで焼く(200度、時間はサバの量による)。サバの味は強いのでフルーティな白よりシャルドネとかのほうが合うかも。