上野発の北斗星で札幌に到着。せっかくだから街へ出てみるが、道は除雪されてはいるが凍っていて、危なくてしょうがない。高速バスで小樽へ。今度は深く積もった雪道を踏みしめながら、ゆっくりゆっくり歩いて「ふじ鮨」にたどりついた。「旬の握り」2,800円也。旨い。S曰く「タラの白子がサイコー」。
夜は持ってきたあらゆる服を着こんで、靴の中にホカロンまで入れて、雪道をうろうろ歩いてお目当ての店を探す。やっと見つけたのは、雑誌『太陽』で紹介されていた居酒屋「かすべ」。店内は土間。手前に馬ソリが置いてあり、客はここに鞄とかコートとかを置いて奥に向かう。奥には磯舟が置かれ、これがカウンターになっていて、客はここに座ってご主人と奥さんと向かい合う。壁には大きな薪ストーブが燃えていて、汗ばむほど暖かい。カキ酢、ホヤ酢、アスパラバター焼き、トロイカ鍋(エビ、イカ、ホタテ、白菜・・・)。酒は「北の誉」。2人で6,800円。何も言う事はない。北のお値打ち居酒屋大発見。