今日もビーチに出たが本を読んだりして比較的静かに過ごす。ランチはホテルから徒歩圏内にあるGiovanniへ。ここはオープンエアではないが、大きな窓から広い視界が広がり、雄大な海の景色を楽しめる。女主人らしきおば様が心のこもった丁寧なサービスをしてくれる。ムール貝・カキ・ハマグリ・アサリのワイン蒸し、蟹のスパゲティ、魚貝のシチュー。ワインはハウスワインデカンタで頼んだのだが、メッツオ?と聞かれてグランデを答えると1本分よりずっと多く入ったのが出てきた。これをほぼ全部飲んで2人とも昼から酔っ払ってしまった。
昼寝してからもう一度ビーチで足こぎボートで遊ぶ。よし、酒も抜けたしお腹もすいたぞ。ディナーは崖の上のMaffei'sへ。昨夜のLa Gioraに較べるとカジュアルで客層も若い。ここもフィガロに載ったせいか日本人がいる。サービスの人が今日仕入れた素材を書いた黒板を見せながら丁寧に説明してくれる。こういうのって気分が盛り上がる。氷の上に並べた素材についてもいくらでも質問に答えてくれる(魚の名前をイタリア語で教えられてもよくわからないんだけどね)。生牡蠣6P、ルコラと人参のサラダ、生ウニのスパゲティ(Il Barcaioloのに比べるとウニが小さくていまいち)、魚のフリット、魚の蒸し焼きシチリアソース、スプマンテ。文句なし。
昨日に続き、昼夜とも完璧な食事が続いて幸せだ。カプリもよかったけど、タオルミーナは海とイタリア料理が好きな人には最高のリゾートだと思う。