タオルミーナ最後の朝は、曇り空と強い風でビーチに出られない。今日が移動日でよかった。電車でカターニアへ。Paganoという店でランチ。前菜盛合せ、ムール貝とアサリのフェットチーネイワシペンネ、白ワイン。しっかり美味しい。ミシュランに載っている店だが、男性の1人客がぽつぽつといるだけでちょっとさびしい。カターニアは観光客が少ないからか。
ディナーはカターニアで1、2を争う高級店Sicilianaへ。ここも地元の家族連れが多いようだ。でもちゃんと女性は着飾っている。またもや氷の上に並んだ素材を見せてもらって注文する。白身魚カルパッチョ、ツナのタルタル、海の幸のリゾット、エビのマヨネーズソース(←Sがオーダーメイドしたら出てきた謎の料理)、白身魚のトマト煮、スプマンテ。しみじみと美味しいシチリアの田舎町のディナーでありました。
明日はまた長い長い道のりで日本に帰る。今回、タオルミーナでは幸せな毎日を過ごすことができたが、パレルモではいろいろ大変だった。シチリアはヨーロッパとアフリカの間にある暑ーい島なのだ。夏はタオルミーナ以外のシチリアには行っては行けないということだ。