朝食はFresh & Readyという名のバルで。オレンジジュースがおいしかった。午前中、バルセロナオリンピックで有森と森下が駆け抜けたモンジュイックの丘にあるミロ美術館を訪問。僕は昔からこの抽象画家が好きなので、彼の意識の洪水に飲み込まれたような気になって興奮した。
バルセロネータの海岸沿いのレストランCan Majo(ミシュランスプーン1つ)でランチを食べる予定だったが、満員で入れない。あちゃー予約しておくべきだった。近くの店も当たるが2軒行って2軒とも満員。あきらめてホテルへ戻って屋上テラスで野菜中心の軽いランチを食べる。
午後はサグラダファミリアを見学。「人間とはなんと過剰な生き物なのだろう」というのが感想。
ディナーはLa Dama(ミシュラン星1つ)。豪華なお屋敷にテコテコの内装。英語を話す客が目立つ。サービス係の人たちはとてもフレンドリーで、身ぶり手振りつきで(英語で)料理やワインをとても大げさに褒めながら説明してくれる。干しダラのコロッケ、アンチョビと小イカ、スカンピのサラダ、フォアの冷たいスープ、キノコとズッキーニのソテー、車エビとアサリとタラのSUQET。スペインふうフランス料理と言えばいいか。どのお皿もとにかくおいしい。ワインは地元のお勧めの白(ボトル)と赤(グラス)をいただく。デザートはワゴンでどーんと出てきて「好きなだけ食べろ!」と言われ、タルトとフルーツを少しもらった。満足だ。