Tapa Tapaというバルで朝食。電車でフィゲラスへ移動。フィゲラスのバルでパエリヤと小皿をいくつか。オルチャタ(スペインの夏の飲み物)とカバ。
カタランの芸術家を訪ねてシリーズ。ピカソ、ミロ、ガウディに続いては、ダリ。ここフィゲラスはダリ生誕の地で、当然のようにダリ美術館があり、建物もダリ風。ここにはダリの墓まである。僕はミロやクレーの抽象画は好きだが、このシュールリアリズムというのは今ひとつ感情移入できない。
楽しみにしていたオーベルジュ、Mas Pau(ミシュラン星1つ)へ行くが、月曜日はレストランが休みで、宿泊客にはシェフがコールド・ディッシュを用意してあるという。がっかりだ。おまけに雷雨も降ってきて、散々。さて冷製ディナーは、イワシのマリネ、ナスのフリット、ウズラの卵のポーチドエッグ、トミージョ(?)ゼリー添え、ポロネギのブレス生ハム添え松の実ソース、タラとヒヨコ豆、フォアグラと鳩のテリーヌ。デザート。リオハの赤。冷たい料理もそれなりにおいしかったけど、せっかく星の料理を目当てにこんな田舎まで来たんだから、ちゃんとした料理を食べたかったなあ。