Mas Pauの部屋で目覚めて窓を開けると田園風景が広がる。干草や馬糞牛糞の匂いがする。朝ごはんはとてもおいしかった。
電車でバルセロナへ戻り、ガウディのCasa Calvetのダイニングで、魚のスープ、ルッコラのサラダ、白身魚の蒸し物だけの軽いランチ。午後はカンプ・ノウ・スタジアムとFCバルセロナ博物館を見学。
そしてディナーは、あこがれの名店Neichels(ミシュラン星2つ)。店に入ると、オーナーシェフのネイチェルさんと奥様らしきご夫人が並んでお迎えしてくださる。テーブルとテーブルの間隔が広く、黒中心のシックな内装。お皿ごとにお勧めのグラスワインが出てくるお任せコースに決めていた。キーロワイヤル〜白身魚キャビアの前菜〜ロブスター入りガスパチョ(+ガリシアの白)〜魚介のマリネ(+タラゴンの白)〜白身魚の蒸し物(+カタランの白)〜オーストリッチのマスタードソース(+リオハの赤)〜ラムのオレンジソース(+再びリオハの赤)〜チーズ〜ソルベ〜さらにデザート(+デザートワイン)。8時半から始まった晩餐がようやく終わったのは午前1時近かった。味がよいのはもちろん、油を余計に使ってなくて、これだけ食べても胃が重くなることがない。噂どおりの素晴らしいレストランだ。最高に幸せな気分。