午前中、ミロが晩年暮らしたアトリエを中心に作られたミロ美術館へ。モンジュイックのミロ美術館よりもずっと小さいが、アトリエから見える山と海の色彩豊かで魔術的な曲線の景色、庭に生い茂る奇妙な葉っぱの形の植物(サボテン?)などを見ていると、ミロ的な気分に浸ることができた。
ランチはコンシェルジュお勧めのパエリヤが美味しいという店へ行ったが休みだったので、前回行ったときにパエリヤがあることを確認済みのLa Lubinaへ。魚介のスープ、ムール貝のワイン蒸し、魚のグリル、イカスミパエリヤ(アロス・ネグロ)。カバをボトルで取ってグビグビ飲む。イカスミパエリヤが最高だった。
スペイン最後の夜はバルで軽く食べることにする。しかし夜9時過ぎの港のレストラン街はどこも満員。何とかEl Tunelという店に開いた席を見つけて、イワシ料理などタパスを少々つまむ。ホテルのバーで、夜空を長めながらシェリーとオルッホ(グラッパに似た蒸留酒)を飲んで、いい気持ちになって、スペイン食い散らかしの旅はおしまい。