One Magnificent Mile Bldg, 980 N. Michigan Ave, 2nd Fl (Oak St), Chicago
312-280-2750
シカゴに来ました。2晩しかない。初日はイタリアンが食べたい。いろいろ検討して、ダウンタウンで一番美味しそうなSpiaggiaにチャレンジ。お昼ろくに食べずに腹をすかせて5時半に入った。まだ外が明るくて、広い窓からミシガン湖が見渡せる(店は湖畔に近いビルの2階)。いろいろ取って2人でシェアする作戦。前菜はホタテとポルチーニ、フォアグラとプロシュート。パスタはトマトのニョッキ、ロブスターとアスパラのスパゲティ(麺は手打ち、ソースはロブスターのみそ)。メインはラムのロースト、シーバスのグリル。ワインはバルバレスコの95年。
今まで行ったどのNYのイタリアンよりも美味しい、と断言したい。一皿のポーションが日本のように小さくてありがたい。コロラド産の羊も地中海で取れたというシーバスも滋味豊かな特級品。味や盛り付けに細かい心遣いが施され、しかもそれが押し付けがましくなく素材の味を引き立てる、繊細でリッチでしみじみした味。係のお兄さんが分かりやすい発音の英語で一皿ずつ丁寧に説明してくれるのも嬉しい。バルバレスコも極上で、なくなるのを惜しみつつチーズを齧りながらゆっくり味わった。
NYだってきっとこういう美味しい店があるに違いない。これからもあきらめないでいろいろ探してみたい。