Piazza Scarlatti
055-290076
最終日。ヴィアレッジオから電車でフィレンツェに戻り、アルノ川沿い(サント・スピリト側)のベコフィーノ(スプーン2)でランチ。新しいお洒落な内装の店だ。時間がないので残念だが軽くにする。庭にテーブルが並べられ、風を感じながら優雅に食す。クロスティーニ5種、パンツェッタとキノコとリコッタチーズのリゾット、鶏肉のラグーのマッケローニ。パスタは北イタリアふうのクリーミーなソースで、旨かった。ワインはキャンティ・クラシコの2004年。姉妹店らしきBilla Bardoniというキャンティ地方のホテル&レストランの名前のラベルが貼られた、いわゆるハウスワインではあるが、さすがに美味しい。
さて、今回の旅では、★★を2軒、★を1軒、スプーン2を3軒、スプーン1を2軒、訪れることができた。星の店は確かに満足度が高く、特にアルノルフォなんて最高だったが、星のない店でもとっても美味しくてトラットリアっぽい雰囲気が楽しめる店があった。今後は「星の店」と「地元料理を味わえるカジュアルな店」をバランスよく組み合わせることにしよう。
また、ニューヨークからヨーロッパに旅したときは平気で昼も夜もご馳走を食べていたが、東京からヨーロッパに旅する場合はランチは快調だが、ディナーについては日本時間の午前3時から5時くらいに食べることになるので、体力的にしんどかった。今後はやはりランチ中心にご馳走を食べるのがよいようだ。僕の知る限りフランスもイタリアも街のレストランは昼も夜もメニューに違いはないし。