渋谷区恵比寿西1-14-4
03-5458-1887
モナリザは、タイユバン・ロブションのシェフを務めた河野シェフが独立して1997年に恵比寿に開いた店。こないだ丸ビル店でランチを食べて美味しかったので、本店のディナーを味わってみたいと思っていたのが、やっと実現した。お店の周囲が電球で飾られて、いかにもクリスマスムード。スタッフの動きは自然で淀みない。テラス席(もちろん屋根も壁もあって暖かい)に案内される。河野シェフは厨房でなくなぜか受付に立って、スタッフが客の荷物を片付けるのを手伝ったりしている。
メインを鴨とウズラにしたので、ワインはシャトーヌフ・デュ・パプ(2002年)にする。Bコースは「牡蠣のフライ+黒トリフ」「レインボー鱒+季節の野菜」「ヒゲ鱈のムニエル+京人参」「ウズラのロースト+菜の花とブロッコリーを掛け合わせた野菜」。Cコースは「手長エビのラビオリ+小松菜」「鱈の白子のフライ+大根のムニエル」「平目のロースト+百合根+ウニ」「鴨のロースト+ネギ」。行儀悪いがSと2人でお皿を交換しながらすべての料理を味わった。一皿毎のポーションが小さく、バターやクリームをそれほど使わない日本ふう(懐石ふう)フランス料理。手長エビのラビオリとウズラのローストに特に感心した。デザートまで完食。
これで4万円強。5万を超える高級店に比べれば若干安いとは言え、気軽に行けるお店ではないなあ。