乗船(EMBARKATIONという)

今回の船『コスタ・ヴィクトリア』(コスタ・クルーズ)は、2004-2005年の『ミレニアム』(セレビリティ・クルーズ)や2006年の『コスタ・フォルトゥーナ』(コスタ・クルーズ)よりも古くて多少小さい船だ。けれどもフォルトゥーナと比べると、同じ「ミニスィート」でも、テラスはないが大きな窓から海がよく見えるし、部屋はむしろ広くて、バスタブはジェットバス。まったく悪くない。
持ち込んだレトルト日本食とルームサービスで朝食。その後ジョギングとジムで汗を流す。朝は毎日これが続く。
ランチは明日からは寄港地のレストランで楽しむが、乗船2日目は終日航海なので船のメインダイニングへ行く。走る船から海を眺めながらの食事もなかなかのものだ。Sがモッツァレラチーズとほうれん草のパイ包み、ズッキーニのクリームスープ、キノコとトマトのリガトーニ、ジャガイモのパンケーキとフライドオニオン。僕はタコの煮込み、コンソメスープ、ニンニクのスパゲティ、(ハンバーグのような)ミートボール。ワインはプロセッコ。
ディナーもメインダイニング。Sは手打ちパスタのジェノベーゼソースと野菜のフライ。僕は同じパスタと鴨のオレンジソース。昨日の残りのピノ・グリージョを飲み干してから、バルポリチェッラ(Ripasso Valpolicella Superiore doc "Cecilia Beretta")を開けて少し飲む。
夕食後はシアターとバーを梯子するのがクルーズのお約束。