東京都港区東新橋1-8-1カレッタ汐留47F
03-5537-1926
汐留の夜景レストランは3年くらい前にシティセンター41階のD4TOKYOすみれ家に行って以来。今回はカレッタ汐留47階、ミラノの名店「ビーチェ」にチャレンジ。フィレンツェで6本購入したスーパートスカーナ「TIGNANELLO 2004年」をいよいよ飲んでみたくて、予め店に届けてある。
平日のディナータイムというのに空いている。テーブルは20くらいあるのに6組しか客がいない。サービス係は男性はイタリア人らしき白人が揃い、女性は若い日本人で、皆しーんとしていて客をかまってくれない。まず食前酒を聞いてくれない。僕らがまずサンペリグリノを頼んだから?バーで偉そうにしているイタリア人は何のためにいるのだ?料理について聞きたくてもほったらかしなので聞けない。うろうろ歩いているフロアマネージャーらしきイタリア人は普段どういう教育をしているのだろう?コースよりアラカルトにしたかったが、あんまり応用動作ができそうにないので、用心してコースを頼んだ。せっかく持ってきたワインもいつ出てくるかわからないので、大きな声でワインも出すよう頼んだ。・・・ワインをサーブしてくれたイタリア人男性は、こちらから話しかけると意外にフレンドリーで、自分の息子が生まれたときにその年のティグナレッロを10本買ってとってあるなんて楽しい会話ができて、少しほっとした。こうでなくちゃ消化に悪いよ。
「イイダコのサフラン風味、ソラマメのピュレを添えて」「ホワイトアスパラとスペックハムのリゾット」「シラスのスパゲティーニ、フレッシュオレガノシシリアンルージュトマトとともに」「赤牛ロース肉のタリアータ、ルッコラのソースとホワイトバルサミコ」「キャラメリーゼしたパイナップルのタルトココナッツの香り、チョコレートのグリッシーニ添え」。料理はとても美味しかったです。
それにしても、従業員の採用と教育がこんなに貧困では、料理と夜景だけにこの高い料金を払う気にはなかなかなれない。マネジメントは十分反省してもらいたい。だいたい、こんな景色がいい場所に店を構えていてこんなに空いているんじゃあ場所がもったいない。もっと能力と意欲のある経営者にお店を任せるべきだ。カレッタのオーナーも家賃をもらえばいいというものではないだろう。誰だ?電通か?なんか腹立たしいぞ。
なおこの後、「銀座十二時」でマジックを堪能しました。こっちは文句なく楽しめました。