中央区日本橋茅場町3−4−7
03-3664-9843
両国の江戸東京博物館ボストン美術館浮世絵名品展に行く。春信も歌麿写楽北斎も広重も国芳もたくさんあって、あー戦争に負けるというのはこういうことなのだなあと思った。写楽の「二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉」「二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木」は写真や映像で何度も見ているもので、実物に対面して興奮した。北斎はやっぱり緒形拳と田中裕子の「北斎漫画」をしみじみと思い出した。
夕食は浅草の天ぷら屋「中清」、明治3年から続く数奇屋作りのお屋敷で、中庭が見える個室にあこがれて予約したのだが、「当店は江戸前なので野菜はお出ししません」ことにSが反発、急遽、茅場町の天ぷら屋「みかわ」に切り替えた。
前回に引き続き「みはからい」(お任せ)。車えび*2、車えびの頭*2、きす、すみいか*2、はぜ、まつたけ(!)、穴子、アスパラガス、天丼+赤出し。ビール+冷酒。天ぷらはとても美味しい。が、店内は「中清」とは比べようもないカジュアルさで、気合が入っていただけにがっかり。これで2人で32,000円は高いと思うぞ。
気分直しに、竹芝のインターコンチネンタルホテルに移動してシーサイドビューのバーでカクテルをいただく。ピアノ演奏もあってなかなかであった。