8日目。目を覚ますと船は既にホノルルに着いている。部屋で朝食、読書。今日は特に予定もないのでゆっくり下船。タクシーで今夜の宿Coconut Waikikiへ移動。
Duke's Canoe Club
2235 Kalakaua Ave., Honolulu, Hawaii
080-922-2268
昼食は俗っぽくワイキキビーチを眺めながら食べることにして、ビーチの真ん中あたりのホテル、アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチのデュークス・カヌー・クラブへ。「グリーンビーンズのサラダ」「白身魚のタコス」「Opah(アカマンボウ)のグリル」。ビール。タコスもグリルも相変わらず旨かった。しかし、ビーチの景色はオットセイのような裸の人間がいっぱいで、あまりに猥雑。マウイ島ラハイナやハワイ島コナで味わった最高の気分には遠く及ばない。やっぱりワイキキなんて来ちゃだめということだな。
Ocean House
2169 Kalia Road, Honolulu, Hawaii
808-923-2277
ホノルルの夕食については、旅行前にはせっかくアメリカにいるのだからルースズ・クリフのようなメジャーなステーキ屋に行くつもりだったが、方針変更して海辺のレストランに行くことにする。ワイキキで海辺というとホテルのダイニングしかない。検討の結果、ハレクラニの西隣にあるアウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチのオーシャン・ハウスというレストランに予約した。
2人並んで海が見えるボックス席に案内された。暗くて海は見えないが、波の音、潮の香り、涼しい風を感じる。昼間と違ってビーチに人間がいないのが何よりだ。ハワイは魚が美味しいことが分かったので魚尽くしで行く。「Ahi(マグロ)のタルタル、トルティーヤ添え」「ズッキーニとナスのクロスティーニ」「蟹肉を詰めたMahi Mahi(シイラ)のロースト」「カンパチの生姜醤油焼」。マヒマヒと蟹はちょっと味が単調で残してしまったが、その他は文句なく美味しかった。ワインはスパークリングをボトルでもらう(ソノマのKenwoodワイナリーのもの)。デザートはチーズケーキ。
ハワイツアーはこれでおしまい。考えていたよりずっと食事がよかった。ニューヨーク時代、フランスやイタリアや日本や中国の真似をしようとした料理にがっくりきていたわけで、考えてみればスタンダードなアメリカ料理は悪くなかった。今度は日本から近い西海岸発着のクルーズ(アラスカクルーズやメキシコクルーズ)もいいかもしれない。