Jackie Brownが一番好きかな

Sが走らないというので僕ひとりでジョギング。白金台からガーデンプレイス(今日観る映画の券を買う)を回って帰ってきた。
今日は正月に観るつもりだったタランティーノの新作を観に行く。一番近いガーデンシネマでかかっているのでラッキーだ。この映画監督は92年に会社の研修でフィラデルフィア滞在中に偶然「レザボア・ドックス」を観てそのスタイリッシュな暴力描写に驚き、次の「パルプ・フィクション」でぶっとんだ。「ジャッキー・ブラウン」もしみじみとよい映画だった。しかしNYで観た「キル・ビル」はちょっといただけなかった。「デス・プルーフ・イン・グラインドハウス」は観てない。
・・・いやはや、タランティーノが戦争映画を作ったらこうなるというような映画だった。面白い。面白いけれども、ナチの問題をここまで面白く映画にしてしまってよいのだろうか。彼は間違いなく映画の天才なんだろうが、果たして人間としてどうなんだろうねという印象を受けた。僕は良識的な思考や判断の枠にとらわれず、かなり積極的に芸術や娯楽を柔軟に愛する人間であるが、その僕に居心地の悪さを感じされるのだから、やはりタランティーノはたいしたものだとも言える。


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