鹿鳴春(北京料理、ランチ)
北京ダックで有名な人気店。ここもさすがに立錐の余地なしという感じの混み具合だった。ハーフサイズはやってないというので仕方なく一匹頼んだ。二人だけで来ているのは我々だけで、皆大勢で来ていたようだ。北京ダックというのはそういうものなのだろう。焼きあがったダックが来て店の人が一口分ずつ切ってくれるのを見ているだけでどんどん気分が盛り上がった。生まれた初めて食べる北京ダック。食べ方を教わってがぶり。ああもう天にも昇る気持ち。

竹園(広東料理、ディナー)
最後はチャイランさんお勧めの店を外して、肩の力を抜いて観光客の定番の店。この店の思い出は料理よりも、初めて紹興酒を持ち込んで飲んだことだ。それまでの店で紹興酒が少しずつ余ったのをその都度ホテルに持ち帰り、1本のボトルにまとめて持ち込むことにしたのだ。自分で酒を持ち込んでいる客がいることはそれまでの店で見ていた。フロア係は嫌な顔ひとつせず、さも当然のことのように熱燗の支度をし、サーブしてくれた。また香港のレストランが好きになった。