映月楼(広東料理、ランチ)
同行者Sの同僚が推薦してくれた。地球の歩き方など一般的なガイドには必ず紹介されている有名店。九龍側の海に面していて窓から香港島の景色がどーんと見える。飲茶が売りで一部昔ながらのワゴン形式を残している。我々もワゴンのおばさんに焼き蕎麦(だったかな?)を作ってもらうなど、その気になって雰囲気を楽しんだ。ところで同行者Sは「味の素」を摂取すると首の後ろがじーんと痺れる人なのだが、この店でそれが出てしまった。

凱悦軒(広東料理、ディナー)
僕としては今回の旅行のメインイベント。ホテルのレストランは不当に高いと言って避けたがる同行者Sを説き伏せ、ハイアットリージェンシーホテルへチャイランさんが褒める有名シェフの高級ヌーベルシノワを食べに行った。さあどうだろう、確かに斬新なアイディアの珍しい料理は食べられるが、本当においしいのかどうかよく分からなかった。正直言って、味にもサービスにも感動できなかった。何だか熱が醒めた感じだ。強いて言うと紹興酒がとても旨かった。