大上海(上海料理、ランチ)
涙江が今一番人気のある旬の上海料理店だとすると、大上海は30年前からずっと親しまれてきた伝統の上海料理店。価格的にもリーズナブルなせいか、サラリーマンやOLがランチを食べに集まっている。我々はここで「鯉の頭の醤油煮」といういかにも上海料理らしい味の濃い料理に挑戦した。これは本当においしかった。涙江のみならず大上海も大当たりだったので、僕の中では「上海料理はおいしい」というイメージができあがった。もっと上海料理を極めたいぞ。

海都(広東料理、ディナー)
涙江に続いて「また来たぜ」シリーズ第二弾。我々の大本命、海都。そして食べるのはまたしても「花蟹の紹興酒蒸し」。何も言うことはない。上海料理は確かにおいしいが、しかし一流の広東料理というのは次元が違うような気がする。ほとんど芸術だ。どうしてこんなにあっさりしていて食べやすいのにこんなにこくと旨味があるのだ?。紹興酒の香りと喉越しと相俟って快楽係数は上がりっぱなし。なぜ海都は東京にないのか?