158 8th Ave (bet 17th & 18th Sts), New York
212-675-6564
突然「今日は酔っ払いたいぞ」気分になり、前から目をつけていたチェルシーのビストロGascogneに遅くから出かけた。狭い店内はバーもテーブルも普段着の客たちで満員。黒板にチョークで記したお勧め料理一覧をテーブルまで持ってきて椅子に立てかけてくれ、豆料理を始めとした家庭料理がメニューに加わり、フロア係のお兄さんの発音も本場ふう(例えばマルゴーはマフゴー)。こういう雰囲気は大好きだ。
ヤリイカのグリルアボガドサラダ添え、鴨と豆の煮物(キャセロール)、ウサギのグリル。ブルゴーニュの白とボルドーの赤を何種類かずつグラスで。どの料理も素朴で優しくて、胃も心もなごむ。パリのブラッセリーを思い出すというのは言いすぎか。これで豚足があればもっといいのに(本場パリのブラッセリーのように、あるいは原宿のオーバカナルのように)。でもたとえ豚足がなくてもこの店は当たりです。また来よう。