現在はこの写真よりずっと進んでます

Bluenoteは狭いから嫌なんだけど、こういう大物を呼ぶからやっぱり偉い。僕の世代には、ハービー・ハンコックチック・コリアキース・ジャレットの3人がジャズピアノではビッグネーム。コリアさんでは"Return to Forever"と"Now He Sings, Now He Sobs"は定番でしょうね。僕は他にもたくさん聴いたけど、比較的知られていないところでは"Now He Sings..."と同メンバーで録音した"Trio Music Live in Europe"なんてのも好きだったな。
この日はフラメンコ・フュージョン・ギタリスト、パコ・デ・ルシアと普段一緒にやっている人たちとのコラボレーション。コリアさんはスパニッシュ系のメロディやパーカッション好きだもんね。コリアさんのピアノはバッキングに回ることが多かったが、それでも彼独特の決して情緒に流れないクリアで清潔感に溢れたタッチを十分楽しむことができた。Bluenoteは他のジャズクラブに比べていつも日本人客が多いが、今日は特にそうだった。ほぼ1時間のライブを終えた後も拍手が止まず、コリアさんが嬉しそうに出てきて、「今日のお客さんは素晴らしい」と言い、アンコールを1曲やってくれた。客に歌わせたりしてとても盛り上がった。後の回は遅れて始まったのかな。
それにしてもコリアさんが太って禿げてるのには驚いた。トラボルタも太って禿げたけどその倍くらい進んでいた。そういえばコリアさんとトラボルタさんって顔似てない?