東京都目黒区上目黒1-16-2
03-3791-2334
久しぶりにバッチョーネへ。8時頃入ったらほぼ満員の盛況。牡蠣のフリット、茸と鶏のサラダ、ズワイガニの手打ちパスタ、羊のラグーのリガトーニアコウダイのグリル、豚ロースのグリル。ワインはFiano di Avellino 2002、カンパーニャの白。辛口でこくがある上品なシャルドネのような香りと味。最後の豚肉に合わせてグラスでバルベラ・ダスティ(ニューヨークでよく飲んでたピエモンテの赤)。
牡蠣のフリットは揚げ加減が絶妙でほんの少しの塩で素材の旨さを楽しませる。レモンをふらなくてもいいくらいだ(ベニスのレストランでフリットのためにレモンをくれと頼んだら「キル・ザ・テイストだからやめておけ」と言われたのを思い出す)。豚のグリルはほどよく油が落ちてカリっとした食感が最高。魚のグリルの付け合せの有機野菜も豚肉の付け合せのジャガイモも細心の注意が払われていてとてもおいしい。
いつものようにここの料理はシンプルで薄味で、2人でこれだけたくさん食べても、まるで自分の家で家庭料理を満腹した時のように胃が楽だ。なので、オレンジのコンポートもいただいた。