港区北青山3-10-13
03-3407-3538
この店のシェフ柳舘功氏は、シャンパーニュ地方の村ランスにあるレストラン「ボワイエ」で修行したのだそうだ。これを読んだ僕の頭に「シャンパンをボトルで取ってガンガン飲んで、その後赤をグラスもしくはデキャンタで行く」という作戦ができあがった。青山通り紀伊国屋(現在工事中)の奥の一軒家レストラン「ランス・ヤナギダテ」。8人くらいの団体客が2組。4人くらいのグループが2組。カップルが僕らを入れて3組。香港の中華料理屋みたいな賑わいだ。
まずは予定どおりシャンパン(ルイ・ロデレールLouis Roederer)を開ける。アミューズトコブシの小皿。前菜は「穴子とナスとフォアグラ」と「カエルの空揚げとチーズのリゾット」。ここでシャトー・ポテンサック1996年のハーフ・ボトルに移る。メインは「ウズラのフォアグラ詰め」「メバルポワレシャンパンソース」。チーズを頼んでポテンサックを飲み干して、デザートまで行ってしまう。
食べ応えのある上出来の料理だった。特に前菜の穴子とメインのウズラはとても良かった。団体客がちょっとやかましかったけどね。