港区白金3-2-2
03-5420-6720
前回ランチに来て素晴らしかった。今回は満を持してディナー。食前酒はキールロワイヤルとシャンパン。前菜1皿目「鰆の燻製と人参のサラダ」は鰆の深ーい美味しさがストレートに伝わってくる。前菜2皿目はコースでは牡蠣のカレーソースが予定されていたが「鱈の白子と芽キャベツポワレ、焦がしバターとケッパーのソース」に変えてもらった。白子の旨みとしっかり向き合える。上等の日本料理のようで、きっと大吟醸とも合うと思う。メイン1皿目「平目のポワレシャンパンばたーソース」。魚介が続くが全然飽きない。ソースはあくまでも淡白で食材の旨みを引き立てる。メイン2皿目「蝦夷鹿とフォアグラと栗のパイ包み焼き」。これはもう絶品。感動したと言ってよい。ワインはジュブレイ・シャンベルタン2001年。料理もワインも素晴らしいとしか言えない。あんまり美味しいのであと1、2品食べられそうだったが、無理せずチーズと食後酒(マール)、それからデザート(ヌガーグラッセ)。
ちなみに前回は、「イワシのマリネとクスクスのサラダ」「キノコと焼ニョッキのフリカッセ」「赤ムツの天火焼き、黒オリーブソース」「仔羊のロースト、タイム風味」。オーメドックのポタンサック98年。このときも美味しかったなあ。
価格がリーズナブルなので若いカップルで満員だが、こう言ってはなんだが、何だか勿体ない気がする。もっと渋めの大人が集まってしかるべき店ではなかろうか。Sと僕は前回も今回も最年長だったが、めげずにこれからも通うぞ。