港区麻布十番3-3-7三楽館301
03-3455-1407
南北線麻布十番駅1番出口を出て少し歩き、住所を頼りに何とか「三楽館」というアパートを見つけ出す。インターホンで301番を押して名乗るとドアが開く。やっと建物の中に入り、エレベータに乗って3階で降りると玉青があった。店の中央に大きな「炉窯」が鎮座していてその周りをカウンター席が囲んでいる。その奥に3室並ぶ個室のひとつに、僕は招かれた。
「炉窯料理」とか言うそうだが、作っているところを見るわけではないのでよくわからない。僕は懐石料理に弱いので自信を持ってお伝えできないが・・・ボリュームの小さなきりっと特徴のある料理が、和服の女性によって1品1品丁寧に供される。どれも美味しい。勧められた日本酒は比較的味が強いがまろやかで飲みやすく、料理とあいまって僕らを幸福にする。焼き物はコースの最初にお魚か白金豚か選べと言われ僕は豚を選んでおいたのだが、お腹の具合からすれば両方だって十分いけた。最後までじっくり味わって完食。最後の食事は電気釜じゃなくて土鍋か何かできちんと炊いたご飯。お金を出して食べる和食はこうでないとね。
「隠れ家」感覚があって、今日のように中年男子3名で飲んで食べるのによいのでは?