70年代Roxyの若き面々

高校の頃自分のバンドで"Trash"と"Dance Away"をコピーしたせいで、今でもロキシーのアルバムでは"Manifesto"が一番好き。フェリーさんのソロは"Tokyo Joe"の頃はソリッドなロックをやってて好きだったが、80年代以降MTVでふにゃふにゃ歌うようになってから聴けなくなった。さて、今日はそんなフェリーさんのソロ・ライブ・アット・ザ・ビーコン・シアター。
何とクリス・スペディングがギター、ポール・トンプソンがドラム。ついでにフィル・マンザネラもいればほとんどロキシー・ミュージックじゃないか。フェリーさんと一緒じゃないと仕事がないというのは本当か。サザンみたいなもんか。
フェリーさんは例によって白いシャツにスーツ。例の音程が合ってんだか合ってないんだが分かんない声でホニョホニョ歌う。いくつになっても変わらない。コンサート終盤、ドラッグ・クィーンみたいな格好をしてフワフワ踊る女性2人を従え、"Love Is the Drug"、"Do The Strand"、"Virginia Plain"とアップテンポなロキシー初期のヒット曲をやってさくっとおしまい。アンコールはなし。途中MCもなく、あっさりしたライブだった。