このポスターもとってもPOP

トニー賞(最優秀ミュージカル)を取ったばかりのHairsprayを見た。この作品は主役の女の子とその母親役(男性)の個性に頼むところが大きいから、うかうかして俳優さんが代わってしまうと困るので、早いうちに見たかった。
明るくて分かりやすいストーリーで、アップテンポの曲にあわせて歌って踊るシーンがたくさんあるという僕の好きなパターン。加えて、60年代の田舎町を舞台に白人の少年少女がテレビの白人音楽にあきたらなくて黒人音楽に夢中になるというモチーフが、まるでテレビの歌謡曲にあきたらなくてロックに走った30年前の自分を見るようで、とても楽しめた。それにしてもモータウンのポップスっていつまでも全然古くならない。ビートルズみたいに普遍的な「ポップ」なのだなあ。