ミュージカル

「オペラ座の怪人」はあまりにも定番すぎるせいかこれまで見る機会がなかったが、ついに見た。醜い天才的な建築家の男がパリのオペラ座の設計を任され、隠し部屋を作って住みつく。美しいソプラノ歌手を愛し、彼女の成長を陰から手助けする。やがて彼は正体…

Sが「後ひとつミュージカルを見るならこれ」と言ってたMovin' Outに行った。Billy Joelの曲だけで作った作品だけど、ママミアでアバの曲を聴くよりはずっといい。 バンドが曲を演奏し続け、ダンザーが一切セリフなしで踊り続けるという極めてシンプルな演出…

昔アメリカ人が作ったミュージカルを宮本亜門さんが作り直して日本人の俳優を使ってリンカーンセンターでやったら評判がよく、今度はアメリカ人を使って本格的にブロードウェイでお披露目、となったそうだ。知合いがチケットを4枚もらったからと誘われたので…

2002年のトニー賞を取り、今でも人気が衰えない大人向けの作品。金に困ったベテランプロデューサーと会計士が、わざとひどい作品を上演してすぐに打ち切りにし、出資金を騙し取る計画を立てる。2人はこれを実行に移すが、思惑が外れて上映した作品が当たって…

TVのコマーシャルが面白い。劇場の前で「面白かった」と話している大人の女の人が人喰い植物にパクリと食われ、その隣にいた少年がなんとも言えない表情をする。Rocky Horror Showとかこれとかカルトっぽいものは割と好きなので、その昔映画版を見たことが…

今から20年くらい前、Fameという映画とTVドラマがあって、僕は当時これを熱心に見た。アラン・パーカーの映画が割に暗いトーンでドキュメンタリーふうだったのに対し、TVドラマは「若者たちの夢と希望を描く!」という感じで、僕はどちらかと言うとTVドラマ…

2002年トニー賞でベストミュージカル賞。ストーリーが明るく単純で歌もダンスもたっぷりある、細かい英語が聞き取れなくても楽しめる作品。カンザスの田舎からNYに出てきた若い女性がタイピストになって玉の輿を狙うとか、中国人の謎の女性(この女優の怪…

トニー賞(最優秀ミュージカル)を取ったばかりのHairsprayを見た。この作品は主役の女の子とその母親役(男性)の個性に頼むところが大きいから、うかうかして俳優さんが代わってしまうと困るので、早いうちに見たかった。 明るくて分かりやすいストーリー…

ラジオシティホールで行われるトニー賞授賞式のチケットが偶然手に入った。それも先頭から10列目くらいの絶好のポジション。こんな幸運は二度とないに違いない。Sはイブイングドレス、僕はタキシード。「郷に入れば郷に従え」だ。 席に着くとすぐ傍にミュ…

ミュージカル4つ目は、ライザ・ミネリの映画があまりにも有名なキャバレー。第2次世界大戦前のベルリンと言えば、ここが舞台になった映画をいろいろ見た(デビッド・ボウイの「ジャスト・ア・ジゴロ」とかね。「愛の嵐」でユダヤ人捕虜のシャーロット・ラン…

ミュージカル3つ目は映画にもなったシカゴ。これはきっと脚本がいいんだろうな、歌も踊りも必然性が感じさせず、最後まで飽きずに楽しめた。僕のように英語の細かいニュアンスやユーモアがよくわからない観客でさえそうなのだから凄い。 禁酒法時代のシカゴ…

初めてのミュージカルが王道路線(42nd Street)だったので、2回目は変化球にした。主役の女の子がドラキュラ伯爵に愛されてやがて身を任せていくというストーリー。正直言って42nd Streetほど楽しくなかった。この作品では、主役の人たちは歌は美味いのだが…

恥ずかしながら僕はミュージカルの舞台を見たことがない。ミュージカル映画ならビデオで見たことがあるが、話していた人が突然歌い始めたり、周りの関係なさそうな人が踊り始めたり、その不自然さについていけず、はっきり言って自分には縁がないものがと思…