見た目はイタリア優男

John Pizzarelliさんと言えばピアノトリオを従えてギターを弾きながら歌うお兄さん。ライブCD2枚組(Live at Birdland)はとてもよい。そのピッツァレリさんがバードランドで今度はビッグバンドをバックにライブをやるという。おー凄いこれは聞きたい。というわけでアメリカ人夫婦を誘って4人でディナーの後に行く。
ホーンが12人+ピアノトリオ+ピッツァレリさんで全部で16人。何と豪華な!?なのに客席は5分の入り。もったいない。オープニングはライブCDと同じ、ウディアレンの「世界中がアイ・ラブ・ユー」でエドワード・ノートンが歌ったJust You, Just Me。ビートルズのCan't Buy Me Loveなんかも渋ーいアレンジで聞かせてくれた。ホーンはそれほど前面に出ず、肝心のところだけきっちり仕事をして、成功していた。コニャクをゆっくり飲みながら幸せな気分でとても上等な音楽を聴いた。ジャズクラブでこんなによい思いをしたのはマンハッタントランスファー以来。