亜門氏の沖縄の自宅は凄いぞ

アメリカ人が作ったミュージカルを宮本亜門さんが作り直して日本人の俳優を使ってリンカーンセンターでやったら評判がよく、今度はアメリカ人を使って本格的にブロードウェイでお披露目、となったそうだ。知合いがチケットを4枚もらったからと誘われたので見に行った。前にキャバレーをやってた劇場で、テーブルで飲みながら見るのも同じ。飲みながら見るような内容ではないのだが、レイアウトを変更する予算がなかったのだろうか。
ペリー来航から開国までの日本史のエピソードが描かれる。司会役のお兄さんがいていろいろ説明してくれる。この人は時々エピソードの中にも登場し、将軍になったり何と天皇になったりもした。それはいいとして、ジョン万次郎役の俳優が新撰組の誰かにもなるので、これは万次郎が新撰組に入ったみたいでちょっと困った。大政奉還明治維新まで来たので終わりかなと思ったら、最後に日本が軍国主義にひた走り、原爆を落とされ、戦後の復興までが急ぎ足で表現された。「日本はすっかり元気になりました」みたいなラストには、今更ジャパン・アズ・No1でもないだろうとちょっと興醒めだった。俳優がソニー!とかトヨタ!とか叫んでたけど、ちゃんとお金取ったんだろうなあ。