鱈のグラシオサふう

鱈のグラシオサふう

この季節になるとSが牡蠣フライを食べたがる。僕は家で揚げ物をしなかったので外で食べることになる。今日のお昼は、Sにけしかけられて自分で牡蠣フライを作ってみた。美味であった、というか、もういいですと言いたいくらいたくさん食べて満足した。
夜は「豚肉と長芋と青梗菜の炒め」「鱈のグラシオサふう」「鶏と根菜の煮物(鶏肉、里芋、人参、蓮根、椎茸、コンニャク)」
今日の一品<鱈のグラシオサふう>
僕が料理をする上で最も影響を受けたのは丸元淑生さんと思う。丸元さんはステンレス多層構造鍋を使ってジャガイモのスライスに蓋の役割をさせて極弱火で蒸していく料理をいくつも紹介しているが、これもそのひとつ。鱈、トマト、タマネギ、セロリ、ピーマン、ジャガイモなどの入った地中海ふう煮込み。一番下にトマトを入れて、一番上にジャガイモのスライスを入れる。他の材料はトマトとジャガイモの間に適当に入れればよい。味付けは塩、胡椒、オリーブオイル、オレガノ等のハーブ。極弱火で30分〜45分。何度も何度も作ったが、まず失敗しないし、とても優しい味でしみじみとおいしい。辛口の白ワインか日本酒に合わせたい。