現在のAllmansの面々。真中がグレッグ

オールマン・ブラザーズ・バンド・ライブ・アット・ビーコン・シアター。2005年にオールマンのコンサートを経験できるとは思わなかった。だって彼らのピークって70年代のはじめのライブ盤、"Fillmore East"と"Eat a Peach"で(今は2つを合わせた"The Fillmore Concerts"というCDを持ってればOK。)、デュアン・オールマンが死んでほとんど終わったと思ってたから。何でも90年代になって再結成して結構がんばってたそうです。
オリジナルメンバーで残っているのはギター/ボーカルのディッキー・ベッツ、キーボード/ボーカルのグレッグ・オールマン、それにダブルドラムの2人。この人たちが(ドラムの片方を除いて)結構元気。でもやっぱり一番聞き応えのあったのは若いデレク・トラックス(ドラマーのブッチ・トラックスの甥)のギターだった。
ところでこの日のビーコン・シアターはコンサート会場というよりはライブ・ハウス。演奏も休み休みだし、観客もしょっちゅう席を立って酒を買ったりトイレにいったりする。一番驚いたのはタバコを吸う奴が多いこと。禁煙・・・ですよね?一緒に行った僕と同年代のアメリカ人が「ただのタバコじゃない匂いもするな」とにやりと笑った。